看介護の知識~高齢者の特徴を知る
親は徐々に老いていきます
当然のようですが
親の老いについていけない方も多くいらっしゃるのではないかと思います
耳が遠くなった?
同じことを繰り返し言うよね
何か変じゃない?
そう思いながら現実に向き合うタイミングを逃した
という方もおられるのではないかと思います
親の老い。。とても難しいと思います
実際に親の老いを何となく感じながら自身の家庭のことで精一杯で
考える間もなく親の介護が必要な状態となってしまった
私が関わる方の多くはそんな方です
そして私は思います
人は平等に老いていきます
いずれ親の老いに伴う様々な問題はおきてきます
大前提にそこを意識するかしないかで大きく変わってくると思います
人の体内水分量を知っていますか?
乳児(体内水分)80%
幼児(体内水分)70%
学童(体内水分)60%
成人(体内水分)60%
高齢者(体内水分)50~55%
この水分量ですが
乳児は80%程度なければ脱水と言う状態となりますし(生命維持の為に多くの水分量が必要な状態)
老人の場合、ただでさえ少ない水分量が少しでも少なくなると問題が生じやすいという事になります(余力がない)
それに加え高齢者は異常が表面に出にくい
症状を感じ難いという特徴があります
なので重篤な状態になって初めて異常に気付くというケースも多くあります
このことを踏まえると
小さな異常が大きな発見となる事も多いということになります
専門的な知識より
何だかいつもと違うな。。
排泄の回数が少ないな、、
いつもより口数が少ないな、、
少し痩せた?
こんなことが異常の発見に繋がります
こんな事を感じながらも
変わりないって言うし、、
と捉えると手遅れになる事も多くあると思います
親の老いに対する考え方は多様だと考えますが
ハプニングではないと家庭内の動きもゆとりを持つことができます
知っているのと知らないのでは大きな違いがあるということですね。。
私自身はそんな親の老いに備えているわけですが
親の終末期には自宅で母を介護しようと考えています
国の制度だけを頼った看介護ではなく
母が自宅に居れるようなサービスも利用しながら母に都合の良い生活です
デイサービスや訪問介護を利用しながら
私費でお手伝いさんにお手伝いして頂きます
介護保険だけの利用では個人のニーズに応じることが難しいことも多くあります
母の受けている遺族年金いっぱいいっぱいを使用し
若しくは少し補填してでも家庭内での生活を出来ていければと考えています
何よりも高齢になって集団生活したくないという
我儘人間の個人的な理由からの発想ですけど。。
色々なことを考えるともっともっと良い閃きがあると考えたりするので
アンテナ張っていようと思います