次男には原因不明の病気があります
片側の頚から顔半分のリンパが腫れる病気です
リンパと言っても沢山あって、、
顔半分側のリンパが腫れているのでよく見ると片側の顔がポコッと腫れています
頚も部分的にポコッと腫れています
血液検査で好酸球という数値が上がるのが特徴であまり知られておらず
某有名大学病院の教授も次男で2例目だそうで
診断をつけて下さった大学病院の教授は次男が初の症例だそうです
とは言っても命に影響があるわけでもなく
限局した部位でもあるからか治療薬はありません
また好酸球というアレルギーがある時に上がる数値が上がる疾患でもあるので
某大学病院に通院していた時は抗アレルギー剤が処方されていました
次男が15歳の時に診断されしばらく通院しましたが
プレドニンを服用すると気分が悪くなったり
フラッとどこかへ行こうとしたりする症状があったので
次男は断薬してしまいました
教授は少量のプレドニンなのでそんな副作用は考えられないと言われましたが
実際に服用した本人が言うので治療を中断しました
又、プレドニン服用していた時にはパニック障害のような呼吸苦と胸部の痛みを訴え救急搬送したこともあります
多感な時期でもあったので不安感も強かったです
そんな時に次男は社会から逃げたい気持ちが強くありました
呼吸苦と胸部の痛みで大学病院え搬送したときに
精神科医が面談にきてくださいました
精神的なものが大きいと考えられ
救急科が精神科にコンサルしたのだと思います
私はこの精神科医に入院をお願いしてみました
ドクターは次男と面談し入院させて頂けることになりました
私は精神科と言う診療科はとても貴重なものだと考えています
社会に疲れた人の休む場所になると考えています
世の中の煩雑さから遮断し休む場所です
顔が腫れること、多感な時期では人の目も気になるでしょうし
治らない病気に対してどう考えれば良いのか、、
結構なストレスを感じつつ気持ちの処理をできない状態になっていたのだと思います
人は身近な家族や友人に悩みを言えない場合があります
身近な人に何かを言った場合、その人は自分をどう見て、どう思うのか。。
身近でない病院のドクターへは打ち明けられることがあります
相性の問題があるでしょうが
次男と主治医は相性が良かったようで
退院後は少しづつ強くなっていきました
考え方を学んだようです
私には言いませんでしたが、入院中はドクターと次男の約束事がありました
そして計画的な外出、外泊は許可されていました
その後、2~3回外来へ行きましたが
通院することなく呼吸苦、胸部の痛みなどの症状もなくなりました
時々、あの時の症状が出そうになる。。
という事があります
そんな時はその症状が出ないように逃げているようです
何度でもいつからでも方向転換できるので焦る必要はない、、と本人へはいつも伝えています
色々なことがありますが
生きていければ良いのだと思います