秋に咲く桜のNURSEのお仕事そして投資

秋に咲いた桜を見つけそこから始まった第二の人生、、楽しみます

ナースが患者になって思う事、嫌な患者だろうな。。

昨日のお昼頃手術が終わり、本日、朝からお食事も開始になりました

朝はパン食で蜂蜜がついてました

それが嬉しく美味しかったです

お昼は7分粥。。

すみません

医療従事者が言うのも、、ですが

私は病院食が苦手。。

何がでても苦手。。(笑)

パンやフルーツなどは良いのですけど、、

ということで昼食は殆ど食しませんでした

怒られるーっ(勿体ない)

夕食は常食になるみたいです

 

痛みはありますが術直後は痛みどめのロピオン(非ステロイド性鎮痛剤)を点滴をして頂いてかなり軽減しました

今日は経口からお食事をとっているので内服薬の鎮痛剤を服用しています

このロピオンというお注射は以前緩和ケア病棟に勤務していた時に患者様に注射していたのですが

薬効があるんだ。。と感じました

癌性疼痛にはこのお薬にプラスして医療用麻薬を使ったりするのですね。。

当たり前のような感じですがやはり癌の痛みに関しては響かない感じがしていました

この痛みより癌性疼痛は強いんですね。。

痛み止めの使い方にポイントがあるのですが

効果的に苦痛を軽減することをもっと考えてみたいと思いました

これは痛みに関してだけでなく、、ですね

 

こんな事を感じながら過ごしているのですけど

昨日は過去の自分のことを思い出しました

私に点滴をしようと若いナースがきました

1度刺して失敗。。

痛いのはわかるので変わってきます

とすぐに交代しました

失敗しても大丈夫ですよ。と伝えたけれど、同期と練習したから痛いのわかるんです。。

そんなことを言いながら去って行きました

良いのに。。

と思っていると次のナースが。。

このナースも若い。。

それでも先ほどのナースより先輩なのはわかります

外科系の急性期病院なので若いナースが多いですね

このナースも懸命に私の血管を探します

1度目は失敗し2度目で成功しました

同業者に点滴するのは、、

しかもかなり年上のナースに点滴するのはかなり緊張すると思います

そんなものです。。(はい)

緊張しなくてもいいのにと表現したくても

どうしようもない現実です(笑)

私が若いころ、数人の患者様が実験台になってくれていました

秋桜ちゃん、刺していいよ

失敗してもよかけん

警察官や学校の先生や、、

色々な人が私の技術の向上に貢献してくれていました

ミス熊本に推薦するから、、と冗談かなにかもわからない感じで冷やかされてもいましたし、ステーキを食べに連れて行ってくれたり、、

周囲の人に可愛がっていただきました

また、、

熊本に行ったばかりの時は言葉が解らず

ぬしゃーぽんじゃなかか!

と言われたこともあります

先生から言われていることもわからず、ポケーっとしていると

またまた「ぬし(お前)はポン(馬鹿)じゃなかか(ないか)」

とゆっくり言われて初めて(あぁ~私が馬鹿だという事かぁ)

と、、

そんなこともありました

手術室に入って間接介助(先生の直接介助をするのではなく周囲の介助)をしていて

指示を出され(私に指示を出したのではない)とっさに滅菌した手術用の器械を素手で触り怒られたり。。(笑)

今は笑えますが多くの失敗をしてきました

本当に口に出せないような失敗もあったし

ヒヤヒヤするような出来事も沢山ありました

今ではこんなに強くなっていますが

振り返ってみるとお仕事に鍛えられたということですね