看護師人生30年。。
看護師になって、、
ずっと人の事を看てきました
様々な患者様を看てきました
様々な患者様、
様々な患者様が特別なのではなくて
言わないだけで色々なことが起きているのですね。。
そして、医療の現場だけではないですが
様々なことが見える現場なのだと思います
以前、全身真っ黒の患者様が夜間救急で搬送されてきました
私がいる病棟に入院してこられた時には
普通の肌の色をして
病院貸し出しの病衣を着ておられたのでわかりませんでしたが
ホームレスの方でした
公園で倒れられていたところを発見、搬送されたようです
治療よりなにより、まず、その方の状態を知る為にシャワー浴をして頂いたとのことです
血管確保をするために血管を探そうとしても難しいし
顔色もわからず、、
だったようです
ご入院されてから、、その方はご自分のことが全くわかりませんでした
氏名、年齢、住所、本籍地、、
勿論、その方の保証人もおられません。。
入院後、ケースワーカーが生活保護の申請をして生活保護の受給となりました
その後、何かがきっかけでその方のご家族がみつかりました
はっきりしたことはわかりませんが
その方にはご病気があって突然自宅からいなくなって10年程は経過していたようでした
随分、前のことなのではっきりと覚えていないのですが
病気がきっかけで行方不明になった末のホームレスなのだと知って
衝撃を受けたことを思い出します
人がどうしていなくなるのか、、
どうしてシを選ぶのか、、
どうして犯罪をおこすのか、、
どうして人の気持ちをふりまわそうとするのか、、
わかるようでわからないことが沢山で
その裏に病気が隠れていたり性格の問題だったり
一言では言えないことが沢山あり
私にはわからないことが沢山あるのだと思ったりします。。
現在、様々な方の苦悩に介入しながら過去のケースを思い出し
この方とどのようなお話をすれば良いか、、
ということを瞬時に機械的に引き出して話をしたりします
その人に合わせてというより
その人に今、必要なこと、自分にできること、、です
自分にやれることをやった結果対象者に有益であるか。。
ということで
有益かどうかは実際にはわからないですね。。
自分がよかれと思う事が必ずしも対象者にとって良いとは限らない
自分にとって良いことが他人にとって良いとも限らない。。
特に自分が経験しておらずデータがない状態では対応が困難だったりするのです
あくまでも医療の現場のお話ですね。。
私が長崎から熊本に
熊本から神奈川に
神奈川から熊本
熊本から福岡に転居して
日本国内でもこれだけ県民性というのか
土地によって考え方が違う事を考えると同じ人間といっても世界各国の考え方が異なるのは当たり前だと思ったりしますね。。
ところ変われば、、ですね。。
そして自分はどう考えるか。。
広い世の中を垣間見て自分はどう生きるか。。かな。。
今日は
ハーリックと豚バラを炒めて千切りキャベツにのせました(´艸`*)
スープとお豆腐、ご飯と明太子などで頂きます♪