秋に咲く桜のNURSEのお仕事そして投資

秋に咲いた桜を見つけそこから始まった第二の人生、、楽しみます

精神科看護の視点から人を考える。。私の視点

看護師になって

おぉーっ。。びっくり、、もうすぐ30年になります

マンネリすることなく新鮮な気持ちは続いています

様々な診療科を経験して現在精神科に勤務していますが、並行して世の中を垣間見る現場にもいます

改めて人は10人10色

そして同じ時間は2度となく

常に流れていることを感じます

同じ人でも同じ時間を経験することはありません

精神科看護というものを知ってからは人は流動的だとも感じますし。。

精神科であろうとなかろうと同じなのですけどね。。

精神科を経験して13年になります

精神科というのは人と人とのつながりが重要な診療科だと考えています

病気であろうとなかろうと人は同じ考え思考を持っている人はいません

当たり前のようですが

その思考、考え、その人に起こっている全てのことが他人に見えている訳ではありません

なので、何らかの生きづらさがあっても一般社会で生活できていれば、、

出来ている状態であれば病気ではない人で通っているともいえると思います

何らかの病気があっても社会で生活がおくれるか、、

人の姿は様々で何らかの生きづらさがあっても病気というくくりにはなりませんし、、

逆にお薬を飲んでいるだけで病気となります

これは私のように胆嚢炎でも同じことで病気です

お薬が必要な人にお薬を処方するために病名が必要だと考えることもできます

(保険の関係)

私は単なるナースで精神保健指定医という医師のように精神科という病気を詳しく学んだわけでもなく(ナースレベルでの勉強しかしていません)

人との関わりの中で感じること、学びから人を看ます

患者様やドクターとお話をしながら思考錯誤しながら人を看ます

この人が何に困っていて

何が解決すれば生活しやすいのか。。

例えば音が辛いのであれば静かな環境に、、

ご飯が食べれないのであれば、何だったら食べることができるのか

なぜ、食べることが出来ないのか。。

その人に起きていることを教えてもらえれば寄り添うことができるのですが

人はなかなか自分の世界を見せてくれませんね

なので、その人から信頼される自分作りをしなければなりません

この人に言っても、、

なんてことや、話づらさがあれば、人は悩みを打ち明けることはしません

しかも、自分のテリトリーに踏み込まれると不快感がありますね

その距離感というのも人それぞれですし、、

もっと言うなら何が正しくて何が間違いなのか

簡単ではないという事でもあります

考えていくと無限に考えることがあります

今日はいつもと違うな。。と感じながら

自分が意識して看ていると相手が意識してしまうので

意識させないように看る。。

自然な空気を意識して

とげのない空気や

明るくも暗くもない空気

落ち着ける空気

夜の睡眠前は眠るように抑え込む空気を。。

優しさより浮つかない抑え込みが。。(笑)

こんなことを考え意識しながら空気を作りながらお仕事をしているのですが

 

あさっては久々に私が出勤することが刺激となってしまう事を感じます

20日ぶりですから。。

秋桜さん、どうしたと?とあれやこれや質問責めにあいながら

空気が一気にあがってしまうでしょうね。。

それを抑えこむ、、(笑)

そんな事を今、イメージしています

自分が刺激になることを避けることが患者様の安定に繋がるので。。

 

人ってみんな同じなんだと思うのです

10人10色。。

全てが違う人間でこの人が正しくてこの人が間違い

そんなことはなくて

みんな違うことが当たり前で個性。。

自分に起こっているトラブルやハプニング

他人もまたその人なりのトラブルやハプニングがあるのですね

生活できていれば病気だとか病気でないとか拘る必要はないのだと思います

うまくお付き合いすれば良いのです

 

子供の頃は自分が世界の中心にいるようなことを感じていました

今は、世界の中のひとつのシコリのような自分を感じています

私自身、第3の人生、終活に移行していることも感じます

落ち着いてきましたね。。随分(笑)