秋に咲く桜のNURSEのお仕事そして投資

秋に咲いた桜を見つけそこから始まった第二の人生、、楽しみます

転職、、通用しない自分を知る

私はNURSEはいくつかの転職を経験した方が良いと思っています

人は身体的、精神的な疾患があり

医師は頭から足先まで様々な診療科が担当します

医師であれば専門的に学び、専門的に診療しますが

NURSEは多岐にわたり患者様を看ます

咳嗽が出ているから肺が悪い、、という事でなく

喉の疾患だったり乾燥だったり

アレルギーだったりウイルスだったり。。

観察しエビデンスに基づいた看護を行います

診断に繋がる観察が出来るか

また、患者様が安楽に生活できるための看護を行います

その情報は医師に報告し検査、診断につながることもあります

 

咳嗽ひとつにしても様々な過程があり診断へ。。

NURSEは診断をしませんが

エビデンスに基づく看護を行うために知識が必要となります

 

ひとつの看護を行うために頭を巡らせこうだからああだ

ああだからこうだ、、

と自分の持つ知識を最大限に巡らせ看護を行います

 

ひとりの人間を看るときに

人をバラバラにして看ることは不可能なのです

 

癌に罹患している患者様がおられます

この方がどのような不安を抱えているのか

またこの症状は不安から誘発された症状ではないか

症状が悪化しているのではないか

症状が悪化しているのであれば

この部位は症状が出現していないか

 

そしてお腹が痛い子供さん

検査をしても異常はなく

色々とお話を聴きながら

表情をみると優れない。。

どうしたの?と問います

嫌なことがあった

困っている、、

そんなことを話し出します

 

また、背中が痛いという方

整形外科へ。。

ではなく血尿は出ていないですか

どんな時に痛いですか

胸や肩は痛くないですか

息苦しくないですか

背中を叩いて響いた痛みはないですか

 

など症状からどんなことが考えられるか。。

 

などなど

その人を看るには様々な観察ポイントがあり

それを理解しているかどうか

知識が必要になるわけです

 

私は新卒の時から4年間、大きな大学系の病院に勤務していました

そこで私は何でもできるNURSEだと傲慢になったことがあります

確かにそこでの経験はとても大きなもので自信に繋がりましたが

転居して勤務した医療機関では

それまで経験したことにプラスした知識が必要となりました

同じ検査や処置を行う医療機関かと言うとそうではありませんが

知識や技術は積み重ねていかなければ

そこそこでの業務は遂行できなくなります

以前いた医療機関はこうだったああだった

と言っても通用しないのです

そこそこのやり方があるのです

 

多くの現場を経験していればしている程

多くのことを知り

様々なケースに対応でき

貢献できるという事でもあります

(中途半端な転職ではなく目的をもった転職です)

 

転職して思う事は

通用しない自分を通用させるには、、という事です

どの現場でも初めから自分が通用すると考えず

そこで1から学ぶ姿勢が必要だという事を知る必要があります

自分に足りないことが明確になれば

足りない部分を補うために勉強する。。

お仕事をしていくうちにどんどん足りない部分に気付き

勉強を積み重ねます

足りないとは、、そこでの人間関係や考え方も含みます

 

こんなことを日々やっていくと

殆どのNURSEの職場でのお仕事が不安なくやれるようになります

そもそも1からなのですから学ぶしかないのです

 

また、建物に勤務しているNURSEはその建物内の人間関係で世界が簡潔してしまい

その建物内の自分の役割が全てに通用する(偉い)と思っている傾向にあります

その建物の中の役割は

外(他の医療機関を含む)では全く関係ないのに

勘違いしてしまうのです

狭い世界に居続ける大きなデメリットだと思います

 

NURSEとは独特な業種であるので

ある意味限りなく学び続けることが不可欠なのだと思いますし

 

結果、NURSEとして生きやすくなると思っています